2015年6月24日 星期三

日本黑板畫



日本黑板畫



日本任何事物都有比賽鬥一番,就連學生的黑板塗鴉也可一較高下,但千萬別小看他們的水準,隨便一幅都可以令你目定口呆。

日本黑板公司Nichigaku舉辦的「甲子園大賽」,邀請全日本學校參加粉筆畫比賽,將黑板當畫布,靠不同顏色粉筆畫出神奇大作。有249位學生參加,參賽作品達50件,包括風景畫、人物素描等,幅幅都有深遠意義。

其中獲封最優秀獎作品,就是想帶出「交棒」給師弟妹的信息,獲評審大讚將高中多姿多彩課外活動表現出來。冠軍人馬除獲贈獎狀,亦有價值十萬日元(約6,300港元)的旅遊卡;另設優秀賞、日學特別賞等,共10幅獲發獎金獎品。













  • 黒板アート甲子園 プレ大会作品募集

入賞作品

※作品画像、学校名、グループ・チーム名(人数)、制作エピソードの順で記載
※画像をクリックすると作品を全面表示できます

最優秀賞

高知県立高知西高等学校/かさぶたず(2人)
高知県立高知西高等学校/かさぶたず(2人)
【評】
高校生活の思い出が部活動シーンで色鮮やかに表現され、先輩から後輩に「3年間の思いがつまったバトンをつなぐ」という強いメッセージが伝わってくる。躍動感あるリボンや選手らのカラフルな色づかいに対し、バトンタッチする両者の黒で左右を引き締めるというコントラストの妙が構成力の高さを感じさせた。
行事でもよく黒板に描いていたので、卒業を機に高校で一番印象に残る部活動をテーマにしました。仲間の繋がりをバトンに表し、背景は様々な部活の一場面をイメージしました。チョークが足りず買いに行ったり、早朝に行ったりと大変でしたが、それも思い出となりました。

優秀賞

大宮光陵高等学校/2年8組うのりたい(4人)
埼玉県立大宮光陵高等学校/
2年8組うのりたい(4人)
【評】
黒板からの目線で描くなど、随所にユニークな発想が光る。教師が黒板に向かっているとき、背後の生徒たちは思い思いの行為に興じているという日常風景をモノトーンで描いた「現実」に対し、カラフルな色味の「想像の産物」は空想の海を生き生きと泳ぐ。見る者を楽しませる工夫が細部にまで凝らされた、ストーリーに満ちた作品。
タイトルは「見てないすきに」です。見る人が楽しめるようにいろんな面白いアイデアを詰め込み、黒板ならではの表現にこだわりました。細かいところまでご注目ください。描いていて凄く楽しかったです。

日学特別賞

千葉県立松戸高等学校/松戸高校芸術科9期生有志(11人)
千葉県立松戸高等学校/松戸高校芸術科9期生有志(11人)
【評】
高校生の枠を超えるすぐれたデザイン力と洗練されたタッチには群を抜くものがある。チョークの限られた色彩の効果を生かした配色バランスもすばらしい。これが黒板にチョークで描いた作品であることには驚かされる。
テーマは「祈り」です。芸術科9期生はそれぞれ個性的で我が強く共同制作にあたり不安でしたが、それを逆に生かせればと思い、各々の得意分野を盛り込んだ構成にしました。完成後、いつも厳しい担任から初めて100点満点の評価をもらうことができました。
茨城県立水戸桜ノ牧高等学校/2年7組(2人)
茨城県立水戸桜ノ牧高等学校/2年7組(2人)
【評】
黒板全面を使い、白いチョークだけで「富士」の姿を描いた作品。黒板やチョークの素材感を生かし、様々な技法を駆使した面や線で描かれた山肌の表現はすばらしく、その荘厳さや冠雪の冷気までも感じさせる。
日本文化とともにあり続ける富士山。この美しい富士山を黒板いっぱいに描き上げました。全体的なバランスと画面へのおさめ方がとても難しく感じましたが、このような絵はあまり描く機会がないのでとても新鮮に感じました。
長崎県立佐世保西高等学校/美術部(9人)
長崎県立佐世保西高等学校/美術部(9人)
【評】
お世話になった先生への感謝の思いがストレートに伝わってくる作品。単なる似顔絵で終わるのではなく、先生直筆の「贈る言葉」とともに仕上げる発想や、モノトーンのなか映えるメッセージ部分のポイント的なカラフルな色づかいなど、他にはない工夫を感じた。
卒業される3年生全員へのお祝いの気持ちと、今までお世話になったことへの感謝の気持ちを込めて黒板アートを制作しました。200人を越える先輩全員に送った作品は、6クラスそれぞれの担任の先生と学年主任を描きました。そして、描いた先生方から一言ずつメッセージを書いていただいて完成しました。

入賞

学校法人平田学園 国府台女子学院/6年4組有志(5人)
学校法人平田学園 国府台女子学院/
6年4組有志(5人)
【評】
クラスの仲間でわいわい楽しみながら描いたことが伝わってくる、高校生らしい圧倒的なパワーがほとばしる作品。祝い事を表現するモチーフが画面いっぱいに盛り込まれているが、色や配置の絶妙なバランスでまとまり感を得た。
私たちの卒業と、担任の結婚が重なったので、鳳凰、富士三十六景の神奈川沖浪裏、鯛のお造りなど「めでたい」ものを集めました。担任の名前とかけた素材も盛り込んでいます。こんなめでたいことはない!
神奈川県立麻生高等学校/美術部(2人)
神奈川県立麻生高等学校/美術部(2人)
【評】
白と黄色と黒板の黒だけで仕上げるという独創性や、画材の素材感を生かした絵のタッチがすばらしい。黒板という巨大キャンバスからはみ出すように描かれた手前の翼は、作品世界にさらなる広がりと奥行きをもたらした。
卒業をイメージした時に「羽ばたき」「夢」を描きたい、あえて人間ではなくて動物が自分たちとなり、大きな翼をもった未来へのフライトをする、そんなイメージを持ちました。街を出て、巣(建物)を出て、私たちは飛び立つ。いつもはキャンバスや画用紙でしか描かない、公式や英文が並ぶ存在の黒板に想いを広げられるのが凄く楽しかったです。
静岡県立科学技術高等学校/美術部(7人)
静岡県立科学技術高等学校/美術部(7人)
【評】
やさしい色味と黒板の地色の配置バランスとていねいなチョーク使いが秀逸。高校生活を時計に、社会へはばたく卒業生を鳩時計から飛び出すハトの姿に描き出した。送り出す在校生の感謝の思いや力強いエールが伝わってくる、心温まる作品。
美術部の、この春の卒業生と在校生が共に制作し、両者の思いが詰まった作品です。これまで学習してきた日々を、時計に例え、社会に羽ばたく卒業生は期待や不安がありますが、これまで学習してきた日々が支えとなるという励ましの思いを込めています。
東京都立総合工科高等学校/全日制美術部(6人)
東京都立総合工科高等学校/
全日制美術部(6人)
【評】
すべてのモチーフが「空」や「木」、「壁」などそれぞれを表す無数の文字によって描かれた奇抜なアイデアには舌を巻く。また現実世界を大きな太陽とともに水面に映し、社会に出ていく不安感を幻想的な夜で表現した反転世界の表現も面白い。
「反転した世界」というタイトルです。黒板は本来文字を書くものなので、僕たちは文字を書くことでファンタジーな世界と水面に映る現実の世界を描きました。私達の生きる現実と、夢の世界でまだ高校生でいたいという気持ちを表現しました。
埼玉県立新座総合技術高等学校/NSG美術部3年(5人)
埼玉県立新座総合技術高等学校/
NSG美術部3年(5人)
【評】
「卒業という人生の分岐点」を交差点に見立て、モノトーン世界に上手く表現した。団体行動をしていた高校生活が終わり、個人個人が選んだ道でこれから様々なチャレンジを重ねていく。内に秘めたメッセージがじわじわ伝わってくる異色作。
私たちが高校を卒業するにあたって、人生の分岐点に立ち、それぞれの道へ進んでいく様子を表現しました。進路や未来は人によって異なるので、見る人によって今、自分はどんな道に向かっているのかを自らに当てはめてみて欲しいです。

審査員コメント

小野大輔氏(長崎県立佐世保西高等学校教諭)
全国から、50作品も応募があったことに驚きました。どのような作品が集まってくるのか興味深かったのですが、黒板とチョークという限られた画材でここまで表現できるのかと、私自身にとっても新たな発見となりました。学校に戻ったらそれらを伝え、次回本大会に向けてまた指導していきたいとの思いを強くしました。
そして「日学・黒板アート甲子園」が黒板アートの魅力を日本全国や海外の皆さんに知ってもらい、描いてもらうきっかけになればと思います。
熊沢加奈子氏(チョークアーティスト)
私が普段描いているオイルチョークアートでは約140色のパステルが使え、黒板を鮮やかに彩ることができるのですが、今回は限定された色味の中でどのような作品に出合えるのか楽しみにしていました。実際に集まった作品を見て、色の濃淡だけでこれほどバリエーション豊かに描けるのかと感心しました。同時に、高校生らしいあどけなさや力強いパワー、チームワークなどがストレートに伝わってくるすばらしい作品が多く、見る人に「自分も描いてみたい」、「参加したい」と思ってもらえることと信じています。
三澤一実氏(武蔵野美術大学教授)
巨大な黒板をキャンバスとする「黒板アート」は、“描きたい”“伝えたい”という強い思いがなければ描ききれません。それが今回は50作品も集まり、それぞれ一作品ごとに並々ならぬ思いが伝わってきて、入賞させたい作品はたくさんありました。本来絵を描くために作られたものではない黒板とチョークを上手く使ったアイデアや、それを表現に効果的に生かした多様な作品があり、今後も独自の発想やテクニックが生まれて来るのではないかと大いに期待できるものでした。次回以降も高校生らしいみずみずしい作品に出合えることを楽しみにしています。
吉田朋弘(日学株式会社 代表取締役社長)
プレ大会にもかかわらず、50作品という数多くの応募をいただけたことに感激するとともに、応募してくださった生徒の皆さん、後押ししてくださった先生方に感謝します。応募作品の高い技術や、制作にかけられた時間、そこに込められた強い思いは想像をはるかに超えるものでした。そして審査会における協議でその奥深さを知り、ますます魅了されました。黒板メーカーとしてこのすばらしい一大アートを広く紹介できるよう、また多くの人に参加してもらえるよう、本大会の準備に取り組みたいと思います。次回の開催を楽しみにしていてください。
<作品募集期間>
平成27年2月12日~ 3月16日
総応募作品数(人数):50点(249人)
入賞作品数(人数):10点(53人)
<入賞作品内訳>
最優秀賞:1点  賞状・トラベルカード10万円分
優秀賞:1点   賞状・グルメカード3万円分
日学特別賞:3点 賞状・スタンド式ホワイトボード(片面)  ※賞品は学校への授与となります
入賞:5点    賞状・小型黒板&チョークセット
主催:日学株式会社




























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